引き続き、2月24日に京都府サッカー協会が主催する「2019年度第2回審判トレーニングセンター」に参加してきた、分析編(その2)。
インストラクターからチェックに上がった点
(今回は5と6)
1.1本目:浮き球(GKのパントキック)に対するファウルの妥当性
2.2本目:選手からボール交換の要求に対する対応
3.2本目:ハンドの反則について
4.2本目:オフサイドの反則の位置やフラッグを上げるタイミング
5.3本目:ゴールライン際でのクロスがゴールラインを割ったかどうか(私が関わったプレイ)
6.4本目:足を高く上げたファウルについて
7.4本目:後ろからのファウルについ
8.1本目:ファウルの後の再開
参加者の質問
9.プレーの開始位置の指摘が多すぎないか(私の質問)
10.主審のポジション
1~4はこちらから
5.3本目:ゴールライン際でのクロスがゴールラインを割ったかどうか
プレーの概要:右サイドで抜け出した選手がクロス。浮いたボールが反対側のサイド(ゴールエリアの外側辺り)までいってゴールラインを割ったが、どのタイミングで出たのか
これは思いっきり私が関わったプレー。映像でも見ましたが、サイドに抜け出した選手にはきっちりとついていってました。それで、クロスしたボールがどこで出たかが問題で、インストラクターからは、「クロスを上げですぐに出てなかったか?」とか質問されました。映像を何回もみて思い出したんですが、クロスを上げて、ゴール上を越えて反対側のサイド(ゴールエリアの少し外側)まで、ゴールラインを割っていないのは見てました。でも、反対側のサイドで地面にボールが着くあたりから、何人かの選手が邪魔になって私からはボールが全く見えませんでした。
それで、ごちゃごちゃっとなってボールがゴールラインを割ったんですけど、GKが「出た!」みたいなアピールをしてました。結局よくわからない感じでゴールキックになりました。
反省点
・反対側のサイドにいって選手が邪魔になって見えなくなっても、何とかボールがゴールラインを割ったかどうかだけは見れるように意識すればなんとかなったかなと思います。割った瞬間に旗を上げれば、主審がどちらが出したか判断してくれたと思います。
・主審の方を全くみなかった。ゴールラインを割ったのがわからなかったので、ちょっとパニックになってしまいました。そういう時こそ、余計に主審とコミュニケーションをとる必要があるんでしょうね。
6.4本目:足を高く上げたファウルについて
プレーの概要:これも私も関わったプレー。胸の高さくらいに浮いたボールに対して、頭を下げて触ろうとする選手と、足を上げて触ろうとした選手。接触自体はほぼない状態でしたが(あっても少しくらい)、主審が危険なプレーでファウルをとりました。直接フリーキックか間接フリーキックかどちらで再開したかは忘れました。
このプレー、ハーフウェーライン近く、私側のタッチラインから5mほどの距離で起こったプレーでほぼ私の目の前でした。ただ、このプレーに対して私はなんのジェスチャー(旗を上げるなど)もとれず。主審の笛がなってから、「あっ、ファウルや」と思ったくらい。自分が主審をしていてもおそらくファウルをとれたと思いますが(それほど難しいジャッジではない)、どうしても副審として意識しすぎているので、主審のサポートみたいな事までは気が回りません。
コロナウイルスの影響で、色々とイレギュラーな仕事があって、若干疲れ気味。
分析編も終わらせたかったんですが、長くなるので小分けにします。