俺のトレセン① 見学編

審判トレーニングに参加します - 渦の中で

 

24日に京都府サッカー協会が主催する「2019年度第2回審判トレーニングセンター」に参加してきました。

 

色々と長くなりそうなので3つに分けて書こうかなと思います。

①見学編

②実戦編

③反省会編

 

とりあえず①として見学編。

参加者8名+分析のみの参加1名で、8名を4名ごとの2グループに分けて、1ゲーム30分を副審は2本、主審と第4審は1本ずつ交代というやり方で試合を行いました。

私は2グループ目の副審なので、1本目2本目は見学していました。なので、見学編です。

 

1本目:

朝一で両チームとも体が動かないためか、様子見なのか、ファウルもなく、得点もなく、試合の動きも少ない「静かな試合」という印象でした。

主審の方はバックステップとかサイドステップを使って軽快に動いておられてました。

 

私が座っている椅子の前に指導者(インストラクターと言った方が聞こえがいいか)の方2名が座られていて、プレー及び審判について2人で話をされているのが聞こえてきたのですごく勉強になりました。特に主審の位置について結構まめにチェックが入ってました。

 

「ファウルないんだからもっと離れたらいいのに」という発言は参考になりました。私もとりあえず近ければいいというような考えで審判してましたけど、試合が両チームともクリーンに試合するチームなんだったら、起こらない(可能性の低い)ファウルを意識するのではなく、もっと全体が見えるような位置を取った方がいいという事だと思いますけど、試合の状況に応じて、どこに気をつけるのかを考えて、それを監視できる位置・距離を取るようにするという事と理解しました(ファウルが多い場合は当然そこをしっかり見れるようにボールに近い位置取りをとる必要があるんだと思います)

 

コーナーキックの際の位置取りがファーサイド側のゴールエリアのすぐ外くらいに位置取りされていて、インストラクターからは「そこはないやろ」って指摘を受けていました。ジュニアの場合は、私も同じ辺りでみたりしますが、確かに高校生の試合ではその位置だと何かあったら選手に巻き込まれる危険な位置だなと思いました。

 

2本目:

私のしょうもないブログに対してコメントして下さっていた方が参加されていて、初めてお会いしましたが、その方が主審。私と同じで第4種(ジュニア)のチームのコーチをされているので、高校生の試合で主審をするのは勇気がいるんじゃないかなと思いましたが、「どんな審判するんだろう、とりあえず頑張ってほしいな」と思いながら見ていました。

 

それで、開始早々にいきなりのトラブル。ボールが柔らかかったみたいで、GKが「レフェリー、ボールペコいです!」ってアピール。いきなりのレアな問題発生で、インストラクターは「おっ、どうする?」って主審がどのように対処するかに注目されてました。アピールがあってからおそらく1分ぐらいはプレーが途切れる事がなかったですが、アピールしていたGKがボールをキャッチ。その時に試合を止めて、ボール交換。その後にドロップボールで再開。試合を止めるタイミングと再開の仕方はすごくよかったと思います(この件は後の反省会編で取り上げられましたのでその時に詳しく取り上げます)。

 

その後の試合は、インストラクターの会話を聞いている限りでは、チェックされているところもありましたが、全体的にはちゃんとやれてるなというような感想を述べておられました。私がみても、高校生のスピードにしっかり走ってついていってて、すごいなと思いました。

 

それで2本目の半分を過ぎたあたりからは自分の出番が近づいた事で目の前の試合はあまり覚えてません。ちゃんとやれるのかどうか不安で久しぶりにかなり緊張してました。

 

それで、次回は俺のトレセン② 実戦編。