子供のスポーツに対する親の負担

 

少年野球“お茶当番”への母親たちの怒りと苦しみ――筒香嘉智に届いた手紙 | 文春オンライン

 

長男(高2)が小学生の時に少年野球をしてました。

親の贔屓目でみてもセンスがなくて、下の学年にレギュラーを取られて中々つらい感じで結局は5年生の11月で辞めましたが。

 

地域性もあるかも知れませんが、長男の時は同じ小学校でやっているサッカー(今は次男が所属)は1学年30~40人ほどいましたが(チーム全体で最大250人ほどいたようです)、野球は人気がないのか、長男の学年で9人くらい、一つ上の学年は5人、一つ下の学年も9人いたかどうかとかそんな感じでした。

 

サッカーは試合がある日以外は小学校で2~3時間の練習でしたが、野球は土日は朝9時から日没まで河川敷のグラウンドで丸1日練習。休む場合はコーチに連絡しないといけなかったので、休みの日にどこか遊びに行くとかも簡単には出来ませんでした。

 

親の当番もお茶当番にコーヒー当番にグラウンド当番(夏期のみ)と3つも当番がありました。それを選手9人の親で回すので回ってくるサイクルが早い。しかも、どうしても都合が悪い日は他の親に代わってもらうんですけど、代わってもらおうにも当番だらけなので、調整が大変で、嫁さんがよく予定表とにらめっこしながら誰と代わってもらえるか考えてました。

 

お茶当番は選手のお茶を用意する、コーヒー当番は試合がある日に試合が終わったらコーチにコーヒーを出す、グラウンド当番は夏に子供の様子を見に行ってお茶を補充するという役割だったと思うんですけど、「これっている?」という感じでしたね。

グラウンド当番は暑い日に選手の体調を気にするという意味であってもいいかなと思いますけど、お茶は自分で持っていけばいい事ですし、コーヒー当番なんてのは完全に不要ですよね。

あと聞いた話ですけど、コーチの昼食(弁当)を作らないといけないチームとかもあるみたいですし、総じて野球の方がサッカーよりも親の負担が大きいです。

 

あと、子供に野球をさせているのは、自分も高校球児だったみたいに、子供が生まれたら野球をさせたいというのが多かったです。サッカーは経験者の親もいますけど、単になんかスポーツさせようみたいな親の方が比率としては多かったですね。

 

長男(高2)の時はサッカーはすごい人数でしたけど、次男(小5)はサッカーの人数も半分くらいになっていて、下の学年はさらに人数が減っています。

別に小学校の生徒数が半分になった訳ではないので(人数自体は減ってますけど)、負担が大変なんでスポーツは何もさせないという親が増えているのが最近の傾向かなと感じます。

 

これはあくまで私の周り(地域)での話であって、他の地域では違う事もあるかもしれませんが、大体世間一般とずれていないんじゃないかと思います。