ジュニアサッカージャッジ リプレイ#54

 概要:実力かそれとも好調なだけか

 

日曜日に息子のチームの公式戦が少し遠方(去年ぐらいから距離の感覚が麻痺して来てますが、車で1時間半くらい(約80km))でありました。

この日に2試合予定されてましたが、2試合とも対戦相手は強いチームなので、遠方まで行ってボコボコにされるをみるのも嫌だしと思って、前日の夜まで行くかどうか迷ってましたが、結局行くことにしました。

 試合は両試合とも完敗でしたけど、そこまでボコられたわけではないので(5点以上の点差にはならなかった)、自分たちの現状を素直に認めて、6年生に向けて頑張って欲しいなと思いました。前日まで行くのをためらっていましたけど、負けたとはいえ、強い相手に挑んでいく姿がみれたので、行ってよかったです。

 

それで、私はチームに割り当てられていた、主審1試合と予備審(第4審)をやりました。

 

主審は全体の第3試合目で11時40分キックオフと昼前でしたが、場所が京都よりも結構北の方という事もあって結構な寒さでした。本当なら試合に向けて準備運動(アップ)をしないといけなかったのですが、何となくですが、あまり準備運動が出来ないまま試合に突入してしまいました。

 

試合は、はっきりいって実力差があるチーム同士の対戦だったので(結果も5点以上の差になりました)、試合前に気をつけようと思ったのは強い方のチーム(Aとしておきます)が狡猾にファウルをやってきた場合に見逃さない事、ワンサイドゲームになった場合に、オフサイドはきっちり見る事でした。

 

実際に試合が始まったら、しょっぱなのファウルは弱い方のチーム(Bとしておきます) 。接触こそなかったものの、足を高く上げて相手に向かっていったのでファウルをとって、「足を上げたら全部ファウルとるよ」と全体に注意。その後はイエローカードを1枚出してしまいましたけど(後で詳しく書きます)、両チームともそれほどファウルもなく、起こったファウルもきちんと取る事ができました。

 

試合展開としては、Bチームが頑張っていたので、予想したほどのワンサイドゲームではなかったものの、Aチームが裏へのパスが結構していたので、オフサイドかどうかの判定が多かったです。

結局合計で10本以上はオフサイドを取ったと思いますけど、常にパスの出そうなところを予想しながら、ボール保持者と最終ラインの両方を見やすい位置に場所を変えながら一番見やすい位置を確保する事ができました。オフサイドじゃない時は(ギリギリの時)大きな声で「GO!」と言えたし、ベンチや選手からも大きな不満の声は聞こえてこなかったので、オフサイドはほぼ取れていたと思います。

 

ここ1か月くらい、休みの日以外も走っている成果か、それとも上の学年(6年生)の審判をしている成果か、それとも気温が低いので走りやすいのか、よくわかりませんけども、前後半20分を運動量を落とすことなく、かつ、無駄な動きもそれほどなく、自分としては満足のいく審判が出来ました。

 

試合後にはいつも両チームに「ありがとうございます」と挨拶するんですけど、勝った方のチーム(A)は選手と話(反省)していたので、挨拶したんですけどAチームのコーチは気付いてませんでした。

それが終わって本部で報告書を書いてから、自分のチームに戻る時にAチームのコーチとすれ違ったんですけど、「お疲れ様でした。ナイスジャッジでした」と言っていただけました。

自分でも今日は結構見れていたと自己満足していたんですけど、やっぱり他の人に言っていただけると非常にうれしいですし、また頑張ろうという気になります。

 

ただ、その事を後で嫁さんに話したら「ホンマか?嫌味でいってるんと違う?」と言う全くリスペクトに欠ける発言をされました。

 

一番身近なところから審判をリスペクトするように教育が必要です。