呆れた記事

星稜奥川の陰で投げ続けた「裏のエース」伊藤と芳賀 - プロ野球番記者コラム - 野球コラム : 日刊スポーツ

  

 

高校野球について 球数制限 - 渦の中で

時代錯誤だよね - 渦の中で

 

別に専門家でもなんでもないし、野球経験もない素人なんですけど、過去に何回か高校野球のピッチャーの投げ過ぎについて記事を書きました。

 

 

高校時代は無名でも大学・社会人になってから成長してプロで活躍する選手も多いので、高校で燃え尽きずに頑張って欲しいなと思うんですけど、この記事に書いてある事はビックリするぐらいひどい内容でした(また、それを批判するんじゃなくて美談として書いている記者はどんな神経しているんだろうと思います)

 

リンクが切れるかもしれないんで内容を簡単にいうと、今年(2019年)の夏の甲子園で準優勝した星稜で、エース奥川の陰で控え投手(ベンチ入り)にもなれなかった選手がバッティングピッチャーとして夏の大会が終わるまでの間チームを支えたという話なんです。

そこは別にいいんですけど、バッティングピッチャーとして投げまくったせいで肩や肘に痛みが出ているのに、それでも投げ続けた(投げさせた)というのを読んで、呆れてしまいました。これって、もう用がない(ベンチ入りもしないので)選手なんで、壊れてもチームとしては関係ないからどうでもいいという事なんでしょうか?

 

試合で投げる投手は記録として残るので球数制限を取り入れたらケガを防ぐ事は出来るかもしれませんけど、練習中にどれだけ投げたかなんて中々把握できないんで、選手全員を守るというのは難しいですよね。

 

これを、ケガした選手が多いチームは処分するみたいな事にしたところで、本当はケガしているのにケガしている事が発覚したらチームに迷惑がかかるので病院に行けない(行かさない)みたいな事になるんでしょうね。

 

記事の内容

甲子園に来てから伊藤はさらに投げまくった。肘が伸ばせなくなるほどの激痛が襲う。それでも顔色一つ変えず、炎天下で腕を振った。魂のこもった球を毎日打ってきた打者陣は、甲子園で快打を連発した。

最速140キロ超を誇る芳賀大樹投手も同じく右の肩肘痛を隠して投げ通した。芳賀は「奥川、寺沢がずっと投げていて自分はスタンド。今でもスタンドに行くのが嫌」と悔しさを押し殺して打撃投手を全うした。プライドを隠さない投手らしい投手だった。