ジュニアサッカージャッジ リプレイ#52

 概要:三審制からの一人審判

 

土曜日(23日)は11人制(大人用ゴール、フルピッチ)の三審制でしたが、日曜日は8人制のカップ戦に他府県(片道100km弱)に送迎と審判をしました。

 

試合の方は、U-12のカテゴリーへの参加で、6年生6人と5年生5人の11人という人数でどこまでやれるかという感じではありましたが、4チームのリーグを1勝2敗、フレンドリーマッチ1試合勝利という結果で、まあまあ頑張ったかなという内容でした。

 

審判の方は、前審あるいは後審(相互審ではなく)で、1試合目の審判だけ当たっていて、その試合の審判をしました。

 

それで、審判の方はどうだったかというと、元々、1試合目(全体の)の審判担当って上手くできた印象がありません。

 

二試合目以降であれば、プレー中の試合をみる事で、それがある意味ウォーミングになるんですけど、全体の初戦というのは、そういう訳にもいかず、試合に入っていく事が出来なくて失敗したという印象が多くて、あまりやりたくはありません。

まして今回は前日の三審制からの一人審なので頭が切り替わるか不安で仕方がありませんでした。

 

それで、実際に試合が始まってみると、やっぱり上手く試合に入っていけず、また、オフサイドを自分一人でみないといけないので、開始後数分は「あれっ、どうやってみればいいんだっけ」というように、プレー中にどうやってみればよかったのか不安になりました。

両チームともにジャッジに対して不満を口にするチームだったので(面と向かって講義はしないけれども、ジャッジするたびに「エッ」とか不満をいう)、すごく嫌だなと思いながらやっていました。

 

そうこういいながらも試合が経過すると段々と普段のやり方を思い出してきて、試合に集中する事ができました。

前日まで11人制でやっていた効果か、気持ち的に8人制のコートが狭く感じたので、今まで以上に走って常に争点(プレーしている場所)に近づく事ができました。

9月に2級審判の方が一人審判ですごくいい動きをされていたので、それをまねようとしていましたけど、サイドチェンジした際などにどうしても争点にすぐに近づく事ができませんでしたけど、この日は結構走って争点に対して一番いい角度に入っていけたような気がします。もちろん、9月にみた上級審判の方には全然及びませんが、私なりにこの動きに対してできなくもないという気持ちになってきました。

 

ただ単に11人制フルピッチの審判をしただけでなく、最近少し普段から運動するようにもしているので、その効果も出てきたのかも知れません。

今後、サンガカップが終わる来年の2月ぐらいまでは11人制の試合が続くので、そこで審判する事で、一人審判の技術も向上していくかなと思います。

 

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