ジュニアサッカージャッジ リプレイ#49

 概要:三人制審判(反省点多数)

 

全日の京都予選はいよいよ23日の決勝(と三位決定戦)を残すだけとなってしまいました。

 

負けてしまったチームは最後の大きな大会であるサンガカップに向けて準備していると思います。このサンガカップは11人制でゴールも大人用、ピッチサイズも大人と同じかそれに近いサイズでの大会です。

特に大きな違いは8人制ではなくて11人制という事で、全日に負けたチームは来年1月のサンガカップに向けて11人制での練習試合を組んで11人制に慣れていこうとしています。

 

それで、審判も3人制(あるいは第4の審判も加えて)で行う事が多くなってきますので、審判する側も1人審判とはまた違う動きになれないといけなくなります。

 

私は去年から審判をやり始めたばかりで、息子が5年生なので、去年はサンガカップに縁がなかったですが、今年は息子が6年生のチームに同行している事もあって、これから11人制の審判も何度もやる事になると思います。

 

それで、先週土曜日(11月16日)に早速11人制の練習試合があったんですが、初の3人制審判はほろ苦いデビューとなりました。

 

反省点

  1. 対角線審判法の動きが全然身に付いていない
  2. 選手がする副審はあてにはできない

 

1.対角線審判法の動きが全然身に付いていない

プレー(ボール)を副審と自分で挟み込んで監視するようにポジションを取らないといけないんですけど、気が付けば挟み込む位置になっていなかったりしました。

 色々と考えながらの審判になってしまったので、目の前のプレーに集中できていなかったりして色々とダメでした。

 

2.選手がする副審はあてにはできない

選手の副審をあてにするとえらい目にあいます。最初から自分一人で審判する心づもりで行くべき。

1試合目の主審は副審が相手チームのコーチとしっかりと副審出来るうちのチームの選手だったんで良かったんですけど、2試合目の主審は副審が相手チームとうちのチームの選手だったんですけど、二人とも全くダメで、それが分かった時に私もちょっとしたパニックになってしまって大変でした。

どのくらいダメだったかというと、オフサイドラインを全くキープできていない(というよりもそこにつかないといけないとわかっていない感じ)、タッチライン際をずっとついてくる(半分だけ監視という事をわかっていない)、タッチラインから出た時にどちらボールか指す手の方向が逆、みたいな感じで全く副審として機能しておらず、最初から一人審判とわかっていた方がこっちも頑張って対処したんでその方が良かったです。

 

全然副審出来ていなったけど、それに対して怒ってもしょうがないんで、試合中は極力笑顔で(引きつってたかも)「最終ラインについてオフサイド見て」、「スローインは攻撃する方向を指して」とかいいながら、終わってからも、「これから何回か副審しないといけないんで動き方勉強しろよ」って優しく伝えました。

 

出来ていないのを頭ごなしに怒って、「もう二度と審判はしない」ってトラウマになってしまっても困りますしね。

 

でも、これから2~3か月ほど3人制の審判が増えますけど、選手副審と付き合っていかないと思うと少しだけ先が思いやられます。

まあ、これも楽しむしかないんでしょうけどね。