競技規則の変更がちょっと心配

競技規則が改訂されました。

まだJFAのホームページにも改定のポイントの説明だけで日本語訳の全文は掲載されていません。先日住所確認のメールが来たので、多分今月中に手元に送付されてくるんだと思います。

 

今回の改正は結構色々とありますけど、ハンドに関しては審判がきちんと理解すればいいのかなと思いますけど、ジュニアの試合で私が一番心配しているのがゴールキックについてです。

 

今回の改正で守備側チームのPA内からのフリーキック及びゴールキックが「PAから出ないといけない」ではなくなりますが、これについて、選手がルールが変わったことを理解していないと攻撃側の選手にカモにされてしまう可能性が高いですね。

 

ジュニアなんで(特に低学年であればあるほど)、蹴ったボールが全然スピードがなくゆっくりとPAの外に出ることは結構あります。ボールを待ちきれない攻撃側の選手がPA内に入り込んでボールを触ってしまって、蹴り直しって事も割と頻繁にあります。

なので、ルール変更を理解していない守備側の選手がキック力がなくてゆっくりと転がるボールを蹴ったりしたら、PAの外にいた攻撃側の選手に容赦なくパスカットされてしまう危険性が高いですよね。

 

今回のルール改正に関しては選手にきちんと説明して理解しておいてほしいと思います。あと、審判も新しい競技規則を適用するのかどうかもちゃんと確認しておく必要がありますよね。

 

 第13条および第16条 ‐ 守備側チームによるペナルティーエリア内のフリーキックおよびゴールキックについては、けられて明らかに動いたならば即座にボールはインプレーとなる。“競技者がボールを触れられるのはボールがペナルティーエリアを出てから”という要件は削除された。