ジュニアサッカージャッジ リプレイ#18 補足 - 渦の中で
「#18」で私のジャッジに文句いったコーチがいたんで、審判のジャッジに文句をいうコーチや選手に対して「それはやめようよ」って書きました。
「#18 補足」で、でもコーチも頑張ってるんで「ちゃんと感謝しないといけないよ」っていいました。
それで、審判に文句を言うなって言っておいて矛盾するようですが、審判に対する批判です。
明らかに「全然ダメやん」ってレベルの審判に遭遇する事があって、それが練習試合よりも公式戦の方が多いんですよね。
近隣のチームだと普段から何度か練習試合をしたりしますが、練習試合では全然見かけないのに公式戦では笛を吹いている審判がいて、そういう人に限って全然ダメなケースが多いんですよね(すべてがそうという訳ではありませんけど)。
練習試合だと相互審(対戦チーム同士で前後半どちらかの審判を担当)が多いんで帯同しているコーチで審判できるけど、公式戦は自チーム以外の試合の審判を割り振られるので、例えば、1試合目と3試合目が自チームの試合で2試合目と4試合目の審判を担当するというようなケースがほとんどです。
そうなると、帯同するコーチが1人しかいない場合だと、自分が2試合目の審判をすると3試合目の自分のチームの試合の準備を選手だけですることになるので、それを避けるために公式戦だけ保護者に審判を頼むという事が行われているんだと思います。
でも、これって同じ保護者審判の立場からすれば「どうなん?」って思います。
選手にとっては大事な公式戦なのに、レベルの低い審判のせいでオフサイドを見逃されたり、ファウルやハンドを見逃されたりして試合の勝ち負けが変わってしまうのは一生懸命練習している選手がかわいそうでしょう。
もちろん、一生懸命審判してても一人審判なんでどうしても見逃してしまうということはあるかと思うので、そういった誤審は仕方ないと思いますけど、「(チームからお願いされて仕方がないんで)公式戦だけは審判します」みたいな人に公式戦の審判を任せるのは、チームとしてもどうなんでしょうね。
まあ、弱いチームだと練習試合自体少なくて審判する機会が少なくて審判レベルが向上しないというのもあるかとは思いますけど、明らかにそうではない(練習試合をガンガンやっている)チームでもそういう事がありますからね。
せっかく審判資格取ってやるって決めたんだったら、普段からどんどん審判してレベルを向上させて、子供たちの成長に取り残されないように頑張りましょう。