ジュニアサッカージャッジ リプレイ#14

「仏の顔も三度、審判のカードは二度目から」

 

概要:2回の反則でレッドカード

 

3月は雨で2回試合が流れたため、約1か月ぶりの審判。京都で有名な強豪チーム主催のカップ戦で参加しているチームも強豪ぞろいだったので緊張しながら、チームの試合5試合のうち、3試合の審判をしました(残り2試合は別の保護者の方がやってくれたため)。

 

それで、色々あって、主催してくれたチームのエース(多分)の子にイエローカードを出すという、空気を全く読まないジャッジをしたので、その事に関して書きます。

 

詳細:カップ戦の主催チームとの試合。前半がうちのチームの担当だったので、私が審判をしました。試合開始してわりとすぐに(3分くらいか)、相手チームの子がファウル。プレイ後(アフター)に思いっきり両手で押したので、口頭で注意しました。

(多分、高校生(ユース)以上とかだったら、そのファウルだけでイエローカードが出るだろうという程度のファウル)

 

しかし、私の注意に対して全然反省の態度もなく、まったく聞こうともしない態度だったので、「次に同じようなファウルをしたらカードを出そう」って決めました。

それで、その子が何分か後にまた、 明らかにプレイ後(アフター)にチャージして相手を吹き飛ばしました。すかさず、笛を吹いてイエローカードを出しました。

 

観客(保護者)からは、「なんであれで(あの程度で)イエローなん?」という声もあったみたいです(後から嫁に聞いたら)。

確かに2回目のファウルは、程度でいうと1回目のファウルよりはまし(危険度が少ない)だったし、そこだけみればイエローカードは厳しいとなるかもしれませんが、1回目のファウルが悪質だったのと、こちらの注意に対する態度が悪かったからイエローカードを出したという感じです。あのプレイをあの後も何回もやったら危ないというのもありましたけど。

 

多分、1回目と2回目のファウルの順番が逆だったり、口頭注意した時の態度が悪くなければイエローカードを出す事はなかったかなという感じですね。審判も人間なんで、注意しても聞こうともしない選手にはそれなりの厳しい対応になりますよね。

 

新年度初めての試合でいきなりイエローカードを出すという幸先が良いのか悪いのかわからないスタートを切りました。来週から公式戦が始まりますので、今年も頑張っていこうと思います。

  

競技規則 第12条 ファウルと不正行為(一部抜粋)

警告となる反則
競技者は、次の場合警告される:

・ 繰り返し反則する(「繰り返し」の定義に明確な回数や反則のパターンはない)。