※追加以下を加筆しました(過去の私の似た経験を紹介)
概要:オフサイド
詳細:守備側の二人目の選手よりもゴールライン側にいてボールを保持している時はボールの位置がオフサイドラインになるのは何故なのか?
先日オフサイドに関する記事を書きましたが(山なりボールで苦労した件)、その時にオフサイドに関する競技規則の条文をみていたら、たまたまある文言(言葉)を発見して、審判やり始めた時から(といっても1年ほど前ですけど)抱えていたモヤモヤが解消されました。
攻撃側の選手がドリブルやスルーパスで前にはキーパー(じゃなくても守備側の選手一人)しかいない状態になった時は守備側の二人目の選手ではなく、ボールがオフサイドラインになるという事。これって、うちのチームのコーチにもそう言われましたし、「Jリーグジャッジリプレイ」で上川さんもそう言っておられましたけど、何度か競技規則のオフサイドの条文をみてもイマイチなぜそうなるのかよく理解できなかったんですけど、「こういう事か」と理解できました。
・ 競技者の頭、胴体、または足の一部でも、ボールおよび後方から2人目の相手競技者より相手競技者のゴールラインに近い場合
「ボールおよび後方から2人目の相手競技者」と書いてありますが、普通にプレイしている時であれば「後方から2人目の相手競技者=一番後ろのDF」がオフサイドラインと思っていれば大丈夫だと思います。
ただし、ドリブルやスルーパスなどで一番後ろのDFを突破してしまった場合、後方から二人目の競技者は反則(オフサイド)をせずに突破しているので考慮しなくていいけれども「ボールおよび・・・」とある条文のうち、「ボール」という文言だけが効力があるので、ボールがオフサイドラインになるという事なんだと思います。
この条文、分かりにくいなと思うのは私だけですかね?
※追加
ちなみに、私の審判デビュー2戦目で オフサイドに関してやらかした件はこちらに書いてあります。この時はキーパーが飛び出したため、オフサイドライン(後方から二人目)がわからなくなったんですけど、確か最後は二人目も突破してからボールより前の選手にパスしたのでそれがオフサイドだったと思います(というかあとでコーチから教えてもらったんですけど、この時のブログではそれもあまり理解してなかったような書き方ですね)
Jリーグジャッジリプレイの中で2分40秒くらいから「ボールがオフサイドラインになる」っていうプレイがあります。
競技規則 第11条 オフサイド(一部抜粋)
1. オフサイドポジション
オフサイドポジションにいることは、反則ではない。
競技者は、次の場合、オフサイドポジションにいることになる:
・ 頭、胴体、または足の一部でも、相手競技者のハーフ内にある(ハーフウェーラインを除く)、そして、
・ 競技者の頭、胴体、または足の一部でも、ボールおよび後方から2人目の相手競技者より相手競技者のゴールラインに近い場合
ゴールキーパーを含むすべての競技者の手および腕は含まれない。
競技者は、次と同じレベルにいる場合はオフサイドポジションにいないことになる:
・ 後方から2 人目の相手競技者、または、
・ 最後方にいる2 人の相手競技者