ジュニアサッカージャッジ リプレイ#7

三連休の真ん中の試合は2チーム出しした事もあって7試合の審判をしたんですけど、試合が多い少ないではなく、レアな事象がありました。

 

プレイの内容:レガースの着用の不備

 

プレイの詳細:試合開始2分くらいで選手のレガースが外れたので、プレイが止まった時点で(ゴールキーパーがボールをキャッチした時)着用を指示。

これが公式戦だったら有無をいわせず一度退場させて、予備審判のチェックを受けさせてから復帰なんでしょうけど(※1)、小さなカップ戦で、主催しているチームの選手という事もあって、着用したことだけ確認してプレイ再開。

 

15分ハーフの10分を過ぎたくらいでまたレガースが外れる(というか飛んでいった感じ)。よくみるとソックスのゴムが伸びきってブカブカな感じ。

退場させても良かったんですけど、「もう一度外れたら出場させないよ」って結構強い口調で注意。ただし、その選手がちょっと素直じゃない感じで、こっちがしゃべっているのに全然こちらを向かない。なので、肩をつかんで振り向かせてから「話してるんだからこっちを向きなさい。今度外れたら出させないよ」と強い口調で注意。

2回目に外れた時に用具チェックで一旦出なさいと指示した方が良かったかなと思いますけど、まあ、そんなに悪くはなかったかなと思います。

 

なにより、レアな経験が出来たので、今後公式戦などで同じような事があった場合にちゃんと対応できるかなと思います。※1で「公式戦なら・・・」って書いてますけど、これが公式戦で起きていたらちゃんと対処できていたか微妙です。

やっぱり実際に経験したかどうかって大きいですよね。

 

競技規則 第4条 競技者の用具 (一部抜粋)

6. 反則と罰則
あらゆる反則に対して、プレーが停止される必要はなく、反則した競技者は:
・ 主審に競技のフィールドから離れて用具を正すように指示される。
・ 用具を正していなければ、プレーが停止した際に離れる。

用具を正す、または、取り替えるために競技のフィールドを離れた競技者は:
・ 審判員に用具を点検されてから、復帰を認められる。
・ 主審の承認を受けて初めて競技のフィールドに復帰できる(承認はプレーが進行中でも行うことができる)。
競技者が主審の承認無く競技のフィールドに入った場合、その競技者は警告されなければならない。その警告をするために主審がプレーを停止した場合、プレーを停止したときにボールがあった位置から間接フリーキックが与えられる。ただし、妨害があって、直接フリーキック(またはペナルティーキック)が妨害の位置から与えられる場合を除く。