本当に見えているのか?

息子のサッカーの審判をするようになって約半年。

最近思うのが、ファウルが発生した時(特にファウルを受けた側が転倒した時)、自分の中できちんと見えているのかどうか、起こった時に自分の中でどこまで見えていて判断できたのかあとで思い返してみてもよくわからないことがあると言う事。

 

選手が転倒する原因

  1. 自分でバランスを崩して転倒
  2. ボールにつまづく(ジュニアでは結構ある)
  3. ディフェンス側が正当なチャージ。その結果としてチャージ後のボールやディフェンスの足につまづく
  4. ディフェンス側が押したりつまづかせたりする
  5. シミュレーション(ファウルをされたふりをする)

 

1~3はファウルなし。4はディフェンス側のファウル。5は攻撃側(ボールを保持していた選手)のファウルで警告の対象。

それで、選手が転倒した場合になぜ転倒したのか、2~4の場合は明確な原因があるのだけれども、その瞬間がきっちり見えていればいいのだけれども、転倒が発生した時の選手と自分(審判)の位置によってははっきり見えない時もある(見える位置にいるべきなんだが、自分とボールとの間に選手が入ってきたりすることも多々あるので実際にはどれだけ頑張っても無理な時がある)。

その時には、転倒が発生した時のこけ方であったり、ボールの状況であったり

原因となりうる選手の位置であったり動きであったりを総合的に判断して1~5のどれなのか判断してジャッジする必要があると思うんですけど、あとで思い返したときに、「なぜそう判断したのか」って考えると「なんとなくその瞬間の条件反射のようなもの」としか答えられない場合が結構あるんですよね。

世の審判方はその辺りどうなんでしょうか?

 

競技レベルが上がると5もあるため、当然審判側にも高い技量が求められるでしょうけど、今のところ、私が審判するレベル(U10)ではそれはないかなと思ってます。ただし、3の時とかに「ファウル!」ってアピールする選手はいますし、今後、年齢が上がっていくと審判を欺こうとする(私は正直にいってそれ自体は否定しませんが)選手もいるので、自分の技量を高めて、子供たちの競技レベルの向上に追いついていかないといけないと思っています。