シン活 #56-1

試合:高円宮杯U-15リーグ京都府1部の主審1試合

 

概要:全体の感想

 

2月5日にU-15リーグ1部の主審をしました。

11人制の主審をするのは「選手に囲まれちゃった11月23日の試合」以来の2か月半ぶり。

それ以降ずっと、左膝の調子が悪くてトレーニング不足(筋トレ等はしてましたけど、ランニングはせず)。

多分、今までの主審としての動きをしていたら、70分ゲーム(前後半35分)を走り切れないと思ったので、無駄にボールに近づくよりも見やすい角度にいる事を気をつけて試合に臨みました。

それにしても久々の70分ゲームの主審は長い。「これは結構しんどいな」と思って時計をみたらまだ10分も経っていなくて、不安しかない状態でした。

不安をずっと抱えながら、しょっちゅう時計を見ながらやってましたが、なんとか無事終わる事ができました。

あとで走行距離を確認したら前半3.9km、後半3.8kmとまあまあ走ってました。過去の試合と比べても同じくらいだったので、思ったよりかは走れてました。ただ、スプリントした回数は少ないかなと思うので、膝の調子ももどってきているので、頑張ってトレーニングしようと思います。

 

ちなみにこの試合、来年度(2023年4月)からインストラクターとしても活動される先輩レフェリーの方が、インストラクターの練習として私の試合をチェックしてくれました。もう一人、若手の2級レフェリーの方も試合を観に来られていてアドバイスもらいました。

 

いただいたアドバイス

  1. 攻守の切り替えの際の動き出しの遅さ
  2. 争点に対して串刺しになってしまっている(攻撃側の選手と守備側の選手を縦の位置関係(攻撃側の選手の背中側からみている))

 

1に関しては、最近になって、自分の動き出しが遅いという事が自分でも分かってきた状態です。今後は予測してプレーが大きく展開しそうと思ったら、自然と体が動き出すまでいければと思います。

 

2に関しても、特にPAの少し外くらいでピッチ中央という状況でよく真後ろから見てしまう癖があるので少しでも角度をつけてみるように意識していきたいです。

もっとサイドステップを有効に使った方がいいとアドバイスもらいましたが、中々サイドステップって使えないんですよね。

 

この試合、多分もう1回だけ書きます。

 

 

シン活 #55-2

試合:U-12サンガカップの準々決勝の主審1試合

 

概要:ラフプレーで警告

 

引き続き、1月29日にサンガカップ準々決勝の主審を担当しました。

 

プレーの順番としては55-1より前になるんですが、ラフプレーで1つ警告しました。

 

プレーの内容としては、守備側の選手が攻撃側の選手のボールを取ろうとして結果的に足の裏側(ふくらはぎ~アキレス腱辺り)を蹴ってしまいました。

それほど勢いよく蹴った訳ではなかったですが、蹴られた場所が悪かったからか、蹴られた選手は結構痛がってました。

ファウルと注意だけでも良かったんですが、このファウルが起きたのが後半で1-0の場面で、ちょっとプレーが激しくなって来てたので、選手が「やりすぎるとまずいな」と思ってくれるためにも警告にしました。

 

警告された選手は少しだけ「あの程度で?」って態度を出してましたが、結果的にはその後荒れることもなかったので、まあまあ良かったかなと思いました。

 

 

競技規則(2022/23) 第12条 ファウルと不正行為(一部抜粋)

身体的接触を伴う反則が起きたときは、直接フリーキックまたはペナルティーキックで罰せられる。

  •  不用意とは、競技者が相手にチャレンジするときに注意もしくは配慮が欠けていると判断される、または慎重さを欠いて行動すること。懲戒の罰則は、必要ない。
  •  無謀とは、競技者が相手競技者にとって危険になる、または結果的にそうなることを無視して行動することで、警告されなければならない。
  •  過剰な力を用いるとは、競技者が必要以上の力を用いる、または相手競技者の安全を脅かすことで、退場が命じられなければならない。

 

 

シン活 #55-1

試合:U-12サンガカップの準々決勝の主審1試合

 

概要:得点後のキックオフでの遅延行為

 

1月29日にサンガカップ準々決勝の主審を担当しました。

今まで帯同審判として4年連続サンガカップの審判をしてきました。小学生最後の大会とあって、全日同様他の大会とは観客の数や盛り上がりは段違いですが、さすがに準々決勝ともなるとさらに雰囲気がすごかったです。

 

今まで経験した事のないテレビとネット配信用の撮影までありました。テレビ撮影に関しては撮影の機材も大がかりで、足場も組んであったり、撮影スタッフも10人位(あるいはもっと)いて、「テレビはカネがかかるな」というのが素人の感想です。

 

私が担当した試合は、京都府代表として全日(全国大会)でもベスト8まで勝ち進んだチームと、京都で毎年上位に来ている強豪との試合。

全日ベスト8のチームは過去2回ほど試合をみた事がありましたが、全盛期のスペイン代表みたいに狭い場所でもポンポンとリズムよくパスをつなぐ戦い方をしてました。

ただ、準々決勝という今までと違う雰囲気もあってかちょっとプレーに硬さがみられ、いつものようにパスがつながりませんでした。

それでも、地力があるから後半途中までに2点を取り、残り時間的にもこのまま逃げ切りかなという感じでした。ただ、対戦相手もなんとか1点を返し、そこまでの嫌な雰囲気が一気に変わって、チームも観客席も「追いつくぞ!」って盛り上がりました。

(これがサッカーが2-0が怖いって言われるですね)

 

それで、勝っている方のチームのキックオフなんですけど、このタイミングで2人選手交代。それはわかるんですが、センターサークルに誰もいませんでした。

 

それで私は「早くキックオフして!」って指示したらベンチから「選手交代してるやん」って文句というか口答え。

11人制の場合だと、得点後の選手交代の場合、一旦試合を止めて選手交代が終わってからキックオフとなりますけど、8人制は選手交代自由なので、キックオフするからといって別に試合を止めません。

まあ、2名選手交代しているのにキックオフするのはチームとしても嫌だろうしそれは理解できるけど、さすがにセンターサークル内に誰もいないのは明らかに遅延行為に該当するので、コーチの声は無視して「早く始めて!」っていっているうちに交代選手も入ってきたので、選手がセンターサークル内に走ってきて、キックオフしました。

 

遅延行為でコーチに対して警告しようかとも考えたんですが、試合としては既に1枚出していたし(この話はあとで書きます)、警告出す事で逆に嫌な雰囲気になるリスクも考えて出しませんでした(相手チームのベンチも騒いでなかったし)。

 

確かに2名選手交代している途中でキックオフするのは出来ないと思うんですけど、それでも早く始めようとする努力はしてもらわないと困ります。

今から考えたら、口答えしてたんで、警告しても良かったかな。

 

 

競技規則(2022/23) 第12条 ファウルと不正行為(一部抜粋)

チーム役員
反則があり、その反則を行った者を特定できない場合、テクニカルエリア内にいる上位のコーチが罰則を受ける。

警 告
警告となる反則は、次のとおりである(ただし、これらに限らない)。

  •  自分のチームのプレーの再開を遅らせる。

 

 

シン活 #54-6

概要:京都府サッカー協会の研修

 

引き続き、2023年1月8日、西京極陸上競技場のサブグラウンドで京都府サッカー協会(審判委員会強化部)主催の研修に参加した件。

 

研修の内容

  1. 副審プラクティカル
  2. 主審プラクティカル
  3. 協力(主審・副審)プラクティカル
  4. 試合形式での実戦

 

3.試合形式での実戦の続き

 

この試合で、実際の試合でこんな事が起こったら荒れてしまうというプレーがあったので紹介します。

 

私は副審をしていた試合で、FWの選手が高い位置で守っていたDFの裏に抜け出しました。完全にキーパーと1対1の状況になり、キーパーはPAの外に飛び出してタックルしましたが、これがファウル(PAの外)。

FWの選手は倒れてしまいましたが、ボールはゴールに向かって転がっていきました。

ボールがペナルティースポットを過ぎたくらいで審判がファイルの笛を吹きましたが、そのまま転がったボールはゴールイン。

PKならまだしも、PAの外だったので、大変。結局主審はPAの少し外でフリーキック&GKにレッドカードを出しました(トレーニングなんで退場はしなかったですが)。その後のFKはゴールならず。

 

もし、そのまま笛を吹かなければ、決定機の阻止(DOGSO)のアドバンテージなのでGKに警告。

 

これがもし本当の試合だったら揉める要素しかありません。攻撃側としたら1点が完全に無駄になった訳ですし、守備側からしても、1点防いだとはいえGKが退場になるのはきついので(まあ、残り時間や点差にもよると思いますが)。

 

とりあえず研修で起こった出来事で良かったです。こんな事象めったにお目にかかれないので(かかりたくないですが)、今回自分も関わった試合で起こったので貴重な経験になりました。

 

ちなみに私は副審していて反対側でしたが、1級審判の講師の方々は反則が起こってボールが転がっている途中で「吹くなー!」って叫んでたみたいです。それが吹いてしまったので「アーッ!」って悲鳴を上げていたみたいです。

 

もう1か月以上前になってしまいましたが、貴重な経験でした。

京都は1級審判が10人おり、、他の都道府県と比べると、競技人口や審判員の数から比べたら非常に多いです。

今回は1月開催でオフシーズンという事もあってか非常に多くの1級審判に色々と教えてもらって貴重な経験になりました。

(残念ながらオフシーズンなのに結構試合があり、参加者の方は少なかったですが)

 

競技規則(2022/23) 第12条 ファウルと不正行為(一部抜粋)

アドバンテージ
警告や退場となるべき反則に対して主審がアドバンテージを適用したとき、この警告や退場処置は、次にボールがアウトオブプレーになったときに行われなければならない。
しかしながら、反則が相手チームの決定的得点の機会を阻止するものであった場合、競技者は、反スポーツ的行為で警告され、反則が大きなチャンスとなる攻撃を妨害または阻止したものであった場合、警告されない。
明らかな得点の機会を除き、著しく不正なプレー、乱暴な行為または2 つ目の警告となる反則を含む状況で、アドバンテージを適用するべきでない。アドバンテージを適用した場合、主審は次にボールがアウトオブプレーになったとき、その競技者に退場を命じなければならないが、競技者がボールをプレーする、もしくは相手競技者にチャレンジする、または妨害した場合、主審は、プレーを停止し、競技者を退場させ、間接フリーキックでプレーを再開する。ただし、その競技者がより重い反則を行った場合を除く。
守備側競技者がペナルティーエリアの外で攻撃側競技者を押さえ、そのままペナル
ティーエリア内でも押さえていた場合、主審は、ペナルティーキックを与えなければならない。

 

退場となる反則

得点または決定的な得点の機会の阻止(DOGSO)
競技者が相手競技者に対して反則を行い、相手競技者の決定的な得点の機会を阻止し、主審がペナルティーキックを与えた場合、その反則がボールをプレーしようと試みて行われた反則だった場合、反則を行った競技者は、警告される。それ以外のあらゆる状況(押さえる、引っぱる、押す、またはボールをプレーする可能性がないなど)においては、反則を行った競技者は、退場させられなければならない。

競技者が、ハンドの反則により、相手チームの得点または決定的な得点の機会を阻止した場合、反則が起きた場所にかかわらず、その競技者は、退場を命じられる(自分のペナルティーエリア内でゴールキーパーが手や腕でボールに触れた場合を除く)。
競技者、退場となった競技者、交代要員または交代して退いた競技者が主審から必要な承認を得ることなく競技のフィールドに入り、プレーまたは相手競技者を妨害し、相手チームの得点または決定的な得点の機会を阻止した場合、退場の対象となる反則を行ったことになる。
次の状況を考慮に入れなければならない。

  •  反則とゴールとの距離
  •  全体的なプレーの方向
  •  ボールをキープできる、またはコントロールできる可能性
  •  守備側競技者の位置と数

 

 

シン活 #54-5

概要:京都府サッカー協会の研修

 

引き続き、2023年1月8日、西京極陸上競技場のサブグラウンドで京都府サッカー協会(審判委員会強化部)主催の研修に参加した件。

 

研修の内容

  1. 副審プラクティカル
  2. 主審プラクティカル
  3. 協力(主審・副審)プラクティカル
  4. 試合形式での実戦

 

3.試合形式での実戦。

最後は今回の研修に参加してくれた中学校の選手たちが試合を行い、参加者が主審・副審2回、第4審(実質外で見学)を回していきました。

主審は普通に審判しますが、15分のうち半分(7分ちょっと)を1級審判が同じ様に審判の動きをしてくれました。やはり攻守の切り替えの部分などで勉強になりました。

 

特に、20歳の若い主審(Tさん)が審判した時には、現役国際審判の1級の方(Yさん)が横についていたので、その動きの違いはすごく勉強になりました。

Tさんも若いだけあって単純な走力(スピードやスタミナ)では多分それほど大差ないとは思いますが、明らかな差が出たのは攻守の切り替え時。

攻守が切り替わってTさんが1歩目を走り出した時には、Yさんは3~5m近く前にいました。走った歩数にしたら2歩とか3歩だと思いますが、その差は大きく、そのあとTさんも全力疾走で追いつくんですけど、Yさんの方は余裕をもって走ってました。

 

今回は選手が中学生だったのでこの遅れもすぐに取り戻せましたけど、これが上のカテゴリー・高いレベルの試合になればなるほど追いつくのが大変になるので、Tさんの動きだと消耗が激しくなり、集中力もなくなってしまうのではないかなと思いました。

 

なぜそんなに差が出るかというと、Tさんがボールが出てから動くのに対して、Yさんはボールが出るなとおもった瞬間(選手が蹴ろうとする動きを察知して)に動きだしている違い(時間にしたら0.何秒だとは思いますけど)でした。

 

普段Jリーグや日本代表の試合をテレビで観ていても、周りの選手も速いのであまり感じる事はなかったですが、やっぱりトップレベルの審判の動きは近くでみると僕でもすごいとわかるほどでした。

 

 

シン活 #54-4

概要:京都府サッカー協会の研修

 

引き続き、2023年1月8日、西京極陸上競技場のサブグラウンドで京都府サッカー協会(審判委員会強化部)主催の研修に参加した件。

 

研修の内容

  1. 副審プラクティカル
  2. 主審プラクティカル
  3. 協力(主審・副審)プラクティカル
  4. 試合形式での実戦

 

3.協力(主審・副審)プラクティカル

ゴール前(PAの10mほど外)でスタート。攻撃側の選手と守備側の選手の1対1(プラスキーパー)。

これも色々と選手がわざと色々とやってくれるので、ファウルかどうか、ファウルの場合どうするか(カードの有無)など見極める練習。

 

注意すべき点:

  • ファウルかどうか
  • ファウルの場合、PAの内か外か
  • ファウルの場合、懲戒罰(カード)の有無とカードの色

 

ちなみに私が担当した時は、PA内で守備側の選手が攻撃側の選手のユニフォームを後ろから引っ張って「PK+レッドカード」、同じくPA内でスライディングタックルで攻撃側選手を倒して、「PK+イエローカード」というのがありました。

 

両方とも状況は同じでPA内でDOGSO(決定的な得点機会の阻止)。

前者はボールにチャレンジしていないのでPA内だけどレッドカード、後者はボールにチャレンジしてたので、ひとつ下がってイエローカード

 

特にイエローカードにした時に講師の方から「なぜイエローにしました?」と判定した理由を聞かれました。

判定に対して「何となく」ではなく、自分の中できちんと競技規則と照らし合わせる事ができるようにならないといけないという感じです。

 

ちなみに、DOGSOでレッドカードって出した事ないです。ただ、カウンターなんかで攻撃側の選手が独走状態になった時には、常に周りの状況を確認して、ファウルが起こった時(その時点)に守備側選手の位置を確認してDOGSOかどうか判定できるようにしてます(先輩レフェリーのアドバイスですが)。

 

ただ、「この状態でファウルしたらDOGSOになるな」という場面では、「頼むしファウルするなよ」と祈りってます。

 

 

競技規則(2022/23) 第12条 ファウルと不正行為(一部抜粋)

 

警告となる反則
競技者は、次の場合、警告される。

  •  反スポーツ的行為を行う。

 

反スポーツ的行為に対する警告
競技者が反スポーツ的行為で警告されなければならない状況は、様々である。例えば競技者が、

  • ボールをプレーしようと試みて反則を行い相手競技者の決定的な得点の機会を阻止し、主審がペナルティーキックを与える。

 

退場となる反則

得点または決定的な得点の機会の阻止(DOGSO)
競技者が相手競技者に対して反則を行い、相手競技者の決定的な得点の機会を阻止し、主審がペナルティーキックを与えた場合、その反則がボールをプレーしようと試みて行われた反則だった場合、反則を行った競技者は、警告される。それ以外のあらゆる状況(押さえる、引っぱる、押す、またはボールをプレーする可能性がないなど)においては、反則を行った競技者は、退場させられなければならない。

競技者が、ハンドの反則により、相手チームの得点または決定的な得点の機会を阻止した場合、反則が起きた場所にかかわらず、その競技者は、退場を命じられる(自分のペナルティーエリア内でゴールキーパーが手や腕でボールに触れた場合を除く)。
競技者、退場となった競技者、交代要員または交代して退いた競技者が主審から必要な承認を得ることなく競技のフィールドに入り、プレーまたは相手競技者を妨害し、相手チームの得点または決定的な得点の機会を阻止した場合、退場の対象となる反則を行ったことになる。
次の状況を考慮に入れなければならない。

  •  反則とゴールとの距離
  •  全体的なプレーの方向
  •  ボールをキープできる、またはコントロールできる可能性
  •  守備側競技者の位置と数

 

 

シン活 #54-3

概要:京都府サッカー協会の研修

 

引き続き、2023年1月8日、西京極陸上競技場のサブグラウンドで京都府サッカー協会(審判委員会強化部)主催の研修に参加した件。

 

研修の内容

  1. 副審プラクティカル
  2. 主審プラクティカル
  3. 協力(主審・副審)プラクティカル
  4. 試合形式での実戦

 

1.主審プラクティカル①

ゴール前(PAの少し外)でファウルがあった所からスタート。

これも、協力してくれた選手たちが色々とやってくれるので、中々に大変でした。プレーを一旦止めるかどうかの判断も私は常に攻撃側の選手に聞いていたのですが、壁を作り出したりしてたら、主審判断で止めてしまうのもアリとアドバイスもらいました。

 

ちなみに、よく守備側の選手が「レフェリー、止めて」って言ってくるけど、守備側の選手にプレーを止める権利はないですから(自分のチームがファウルしておいてそんな都合のいい話はない)。

それがらみで、過去に私が遭遇した事例。

シン活 #23-5 - 渦の中で

 

FK(特にゴール前など攻撃側のチャンスの時)に注意すべき事

  • クイックスタートの保証(守備側選手を近づけない)
  • 攻撃側選手と壁との距離(壁から1m以上離す)
  • 押したり揉めたり色々と起こる事象を落ち着いて捌く
  • 気を取られている間にキッカーが再開場所をごまかす

 

 

シン活 #54-2

概要:京都府サッカー協会の研修

 

引き続き、2023年1月8日、西京極陸上競技場のサブグラウンドで京都府サッカー協会(審判委員会強化部)主催の研修に参加した件。

(時間が空いてしまった)

 

研修の内容

  1. 副審プラクティカル
  2. 主審プラクティカル
  3. 協力(主審・副審)プラクティカル
  4. 試合形式での実戦

 

1.副審プラクティカル①

攻撃側の選手と守備側の選手がそれぞれ向き合って進んでいく。重なり合うかどうかというタイミングで別の選手がパスを出して、副審役がオフサイドかどうか判定するという内容。

副審のトレーニングでよくあるのでわりと定番かなとは思いますので、何度も映像では見た事がありましたが、実際に自分でやってみるのは初めて。

最初は歩きで始めて、慣れてきたら段々動くスピードを上げていくという内容なんですけど、パスを出す選手も重なるかどうかというタイミングでパスを出すので、歩きでも中々オフサイドの見極めがシビア。

 

1.副審プラクティカル②

①のさらに難易度を高くしたもので複数選手(今回は攻撃側3人(1人はパス出し)、守備側2人)でのオフサイドの見極め。

何度かパス交換して、抜け出すのでこれまた中々難しい。試合よりもシビアなタイミングが何度もありました。

ちなみに参加人数が少なかったので、講師の1級審判の方も「やります!」って言いながらちょっと楽しそうに参加されてました。

1級の方でも間違うシーンもあったので、本当に見極めが難しいいいトレーニングでした。

 

1.副審プラクティカル③

タッチライン際でスローインのシーン。スロワー1人と攻撃側守備側それぞれ2名でしたが、ファウルスローをしたり、守備側の選手がファウルをしたり。タッチラインからボールが出たりもあるので、これまた中々難しいトレーニングでした。

ちなみに、私は、受ける選手の方ばかり気にして、思いっきりなファウルスローが見れなかったです。

 

時間がたっているので、頑張って書いていきます(あと2回か3回かな)

 

 

 

シン活 #54-1

概要:京都府サッカー協会の研修

 

2023年1月8日、西京極陸上競技場のサブグラウンドで京都府サッカー協会(審判委員会強化部)主催の研修に参加しました。

 

この研修、サンガカップが開催されていたり、割当されている試合がそこそこあったりした事もあってか、参加者はわずか4名。

それに対して教える側(講師や補助)は現役の1級レフェリーや元1級レフェリーで総勢10名以上。あまりにも豪華というか贅沢というかそんな方々にプラクティスごとに個別指導塾かと思うほど都度マンツーマンで丁寧に教えてもらいました。

 

研修の内容は下記の通り。

次回以降でプラクティカルの内容や1級審判の方にアドバイスしていただいた内容なんかを紹介していこうと思います。

 

研修の内容

  1. 副審プラクティカル
  2. 主審プラクティカル
  3. 協力(主審・副審)プラクティカル
  4. 試合形式での実戦

 

シン活 #53-1

試合:U-12サンガカップの主審1試合

 

概要:攻撃側選手の意図的(故意)のハンド

 

2023年1月7日、吉祥院グラウンドで行われたサンガカップ初戦。

 

過去何度も書いてますが、このサンガカップはU-12最後の公式戦で、京都では全日と並ぶ大きな大会。保護者だけでなく下級生の応援もあって、いつもの試合以上の観客でどの試合もかなりな盛り上がりです。

 

次男のジュニア時代のチームのコーチに審判を頼まれて、今年で4年連続チーム帯同の審判として参加。4年前に初めて審判した時は最後の11人制で、それはそれで楽しかったですが、3年前からは8人制の一人審判になってしまい、ちょっと残念です。

 

息子のいたチームは、2試合快勝。2試合ともボールをつなぐいいサッカーが出来ていたので、来週も是非とも勝ち進んで欲しい(来週は仕事で帯同できないですけど)。

 

それで、私が審判担当した試合。

最近自分の中で課題としている上半身のファウル(ホールディングやプッシング)をちゃんと取る事を意識して試合に臨みました。

開始早々に相手の後ろから押すファウルとかいつもなら見逃してしまいそうな細かなファウルをきっちり取ったので、その後のファウルも少なく上手くコントロール出来たかなと思います。

 

その中でイエローカードを1枚出したのでそのプレーを紹介します。

 

ゴールエリア内で、ゴールキーパーが弾いて浮き上がったボールを攻撃側の選手がヘディングしようとしてジャンプ。ただ、ジャンプしてもボールに届かなかったのであろうことか右手でボールを叩いてそれが見事にゴールイン。

 

すぐに笛を吹きましたが、守備側の選手は「イエローやん」とか「レッドやん」とか色々と言ってました。

 

私の処置としては、「反スポーツ的行為に対する警告」で、イエローカードを出して選手には口頭で注意しました。

 

 

競技規則(2022/23) 第12条 ファウルと不正行為

 

反スポーツ的行為に対する警告
競技者が反スポーツ的行為で警告されなければならない状況は、様々である。例えば競技者が、

  • ( その試みが成功しようとしまいと)ボールを手や腕で扱って得点をしようと試みる、または得点を阻止しようと試みて失敗する。