シン活 #30-2

概要:社会人リーグの副審

 

内容:オフサイド

 

オフサイドの判定で1つ。

レフェリーサイド(副審から遠い方のサイド)での攻防。カウンター気味の攻撃を防がれたあと、後ろから来た攻撃側の選手と、追いついてきた守備側の選手が何人かきて、PAのすぐ外くらいからパスが出て、そのパスを最初のカウンターで残っていた攻撃側の選手が受けたけど、オフサイド位置にいたのでフラッグアップ。

ただ、私からはよくわからなかったけど、守備側の選手が触っていたみたいで、主審が私に対してキャンセルを要求されたんで、すぐにフラッグを下げました。

 

この主審と副審のやり取りに関しては別に問題ないと思うんですけど、攻撃側の選手が私に対して「副審、ディフェンス触ってるって!」って怒られてしまいました。

別に笛はなっていなかったし、ええやろと思ったんですけど、まあ、選手からしたらフラッグ上がったらそれが絶対みたいに思う事があるんで、こっちも簡単にフラッグアップできないですけど。

 

だから、主審の領域を犯してしまう気がして、ファウルサポートするのが中々できないんですよね。

 

シン活 #30-1

概要:社会人リーグの副審

 

内容:色々と厳しい試合

 

中々難しい試合でした。

両チームともに結構激しかったですが、前半ほとんどの時間帯で主審は上手くコントロールされてたと思いますが、前半終了間際にGKのパントキックに対しての競り合いで選手が一人後ろからぶつかられて倒れたしばらく立ち上がれず。

主審はノーファウルと判定したので、そのままプレーが止まらなかったですが、選手からは「レフェリー、ちゃんと見てよ!」って抗議が。

 

このプレーは私も見ていて(距離的には20mくらい、角度が良かったので結構みれてました)、ファウルかなと思いましたけど、フラッグアップはできず。

中々ファウルサポートはできないです。

 

結局、前半は0-0。後半になっても両チームともに得点が入らず、プレーだけはどんどん激しさが増していき、ファウルも増えてきて、イエローカードも3枚出て厳しい試合でした。

 

そんな中で、また、パントキックから接触、一人が倒れたまましばらく立ち上がれなかったけど、これも主審はノーファウルの判定。プレーが止まった時に、他の選手からまた、「レフェリー、ちゃんと見ないと危ないわ!」って言われてました。

 

何とか試合が崩壊するような事はなく、試合終了まで持っていけましたけど、結構難しい試合でした。

 

私も、もう少しファウルサポートできれば主審の負担も減らせたかなと反省してます。

この試合に関して、もう一つだけ書きます。

 

シン活 #29-2

概要:シニア(O-40)の大会の主審

 

内容:選手とのコミュニケーション

 

 

本当は帯同審判の事について書こうかと思ったんですけど、ちょっと内容的にすぐに書くのはあまり良くなさそうなので、特定が出来なくなってから書きます。

 

今回、選手が大人だったので、やはり色々と文句を言われるかなとか思いながら主審をしました。

判定に関しては、私としては割りとうまくできたかなと思いましたが、個々の判定に関して選手からは文句も出てました。あと、後半すぐのゴールキックコーナーキック化の判定で、暑さのためかコーナーキックと思ったのにゴールキックとしてしまい、選手から抗議を受けて自分が間違っている事に気づいて指し直しした時に選手から、「レフェリー、ちゃんと自分で見てやってよ」ってちょっと不信感を持たれたりもしました。

アドバンテージを取り損ねたりもして、選手からしたら「こいつちゃんとやれよ」って思われたかも知れませんけど、それでも、選手と対立するような感じはなく、まあまあいい関係でいられたなと思いました。

 

おそらく年齢的に近い事もあって、うまくコミュニケーションとれたからかなと思いますが、これが、若者相手となると中々うまくいった試しがないです。

若者との距離感は中々難しくて苦労します(サッカーだけでなく、家の中でもですが)。

シン活 #29-1

概要:シニア(O-40)の大会の主審

 

社会人リーグは色々と大変。今まで何回も副審をしましたが、ファウルの判定がブレれば指摘されるし、明らかなプレー(ファウル、ボールが出た時など)でも、とりあえず文句言ってみるみたいな選手もいるので、よほど自分の判定に自信があるか、精神的なタフさがないと選手の抗議で気持ちを乱されてしまいます。

そこで選手と上手くコミュニケーションを取りながら審判するのは中々難しいです(私は社会人ではまだ副審しかした事ないですが)

 

今回、O-40の大会の主審を担当しました。

社会人ではないですが、社会人リーグと同じように、選手とのコミュニケーションの取り方に気をつけないと、収拾がつかなくなりそうなので、そこだけ気をつけながら審判しました。

 

さすがに40歳を超えている選手なので、社会人1部と比べると強度は低いですが、試合が25分ハーフで交代回数なし・再交代自由で、控え選手も両チームともに5人ずつくらいはいたので、頻繁に再交代を行う事で、試合終盤でもプレイ強度が落ちることなく中々大変な試合でした。

 

下記について、次回以降書いていこうと思います。

・帯同審判

・アドバンテージ

・ラフプレーでイエロー(過剰かどうか)

 

シン活 #28-4

概要:国体近畿予選(少年女子)の審判補助員

 

タイトル:ベンチ(監督)の服装

 

1試合目のハーフタイムで審判団が控室に戻ってきた時に主審の方が、「テクニカルエリアにいる監督の服が黒いので、副審(A1)と紛らわしくて何度か間違ってしまった」って言われました。

 

そうなると、審判補助員(召使い)の私の役目。テクニカルエリアにいるコーチに「ビブス来て欲しい」ってお願いしました。「何で?」っと不服そうな顔をしたように感じましたが、そこは鈍感力で気付かない振りして「申し訳ないです」の一点突破でお願いしました。

 

こういう時に多分若い人からお願いすると文句を言われるかもしれませんが、無駄に半世紀近く生きてきた数少ない強みを発揮できたかと思いました。

 

次回はO-40(シニアの大会)の主審編です。

シン活 #28-3

概要:国体近畿予選(少年女子)の審判補助員

 

タイトル:大きな大会の雰囲気

 

私はこれまで大きな大会の経験がなかったですが、やっぱり普段やっている大会とは全体の雰囲気が違いました。

 

試合開始早々に選手が倒れ込んだまま立てなくなってました。大会役員の方から「4th、選手倒れてるよ。担架準備して」って言われて、私が本部で待機している担架要員に、「選手が倒れているからお願いするかも」って伝えて準備してもらいました。

 

幸い、担架を出す必要はなかったですが、試合開始早々から気が抜けないピリピリとした雰囲気になりました。

 

この国体に関して、もう一つだけ書きます。

 

 

シン活 #28-2

概要:国体近畿予選(少年女子)の審判補助員

 

タイトル:第4の審判員の役割

 

私の役割は審判団のサポート。

各種連絡や飲水タイム時にA2(本部と反対側の副審)に水を持って行ったりなど、何をしていいのか戸惑いながらも、補助員の役割をこなしてましたが、試合中は本部に待機して、4th(第4の審判員)のサポートをしてました。

 

少年女子のカテゴリーは選手交代の回数制限がなく、再交代も可能なので、ビックリするくらい頻繁に選手交代が行われ、両チーム合わせて1試合で延べ22人の選手交代がありました。

 

2枚3枚の同時交代や両チーム同時に選手交代もあったり、アディショナルタイム突入前の試合交代もあったりして、4th一人で捌くのが厳しい時が何回かあり、私が交代ボードを作ったり(番号を入れる)、選手の用具チェックをしたりしました。

 

私のレベルでは中々4thもいる試合を担当する事が少なく、ましてや4thはやった事がなかったので、今回、4thの手伝いをした事でなんとなく4thのやる仕事が分かって、勉強になりました。

 

 

競技規則(2022/23) 第6条 その他の審判員(一部抜粋)

2. 第4の審判員
第4 の審判員の援助には、次のものも含まれる。

  •  交代の手続きの管理
  •  競技者と交代要員の用具の点検
  •  主審のシグナルや承認を受けたあとに、競技者を再入場
  •  ボール交換の管理
  •  前半、後半(延長戦を含む)の終了時に主審がプレーに追加しようとする最小限のアディショナルタイムの表示
  •  テクニカルエリアに入っている者が責任ある行動を取らなかったことについて主審へ伝達

 

 

シン活 #28-1

概要:国体近畿予選(少年女子)の審判補助員

 

タイトル:大会の規模が大きいと色々と大変そう

 

8月20日の土曜日に国体京都予選の審判補助員をしました。

 

私は高校で部活してなかったので国体って全く無縁だったんですけど、会場に行って運営に携わってみて、規模の大きさにびっくりしました(あくまで私の想像したよりもって話ですけど)。

 

私が審判するような大会(リーグ戦)だと、人不足のせいか大会運営が色んなところでワンオペでやったりしてるのが、この日は本部もびっくりするくらいの人数。手伝いの学生とかも20人位いて、放送席にも5人位いて、人の多さにびっくりしました。

 

多ければ楽なのかといえば、それはそれで仕切るがわはまた大変そう。

 

そんなこんなで、気付いたことを書いていきます。

 

シン活 #27-3(女子サッカーについて)

概要:7月30日31日 小学生女子チームの帯同審判

 

タイトル:女子サッカーの現状(かなりえらそうなタイトル)

 

引き続き、小学生女子の大会に帯同した件について。

審判とは関係ないですけども、コーチと話したりして聞いたり感じた女子サッカーの現状について。

 

大会は8チームが参加。夏休みだけあって、岡山県某市のトレセン、沖縄のチームも参加してました。関西から参加しているチームも毎年12月にある関西大会の常連のチームが多く、小学生女子としてはレベルの高いチームが集まっていたようです(コーチから聞いた話)。

 

強豪チームが多いといっても、かなりのチームで4年生以下かなと思われる小さな選手が混じっており、6年生だけでチームを組むのは中々困難なようです。

 

男子で同じような関西トップレベルのチームが集まる大会があったら、こんなことはまずないです(もし5年生とか4年生がいたとしても、それはかなりスーパーな選手であって、6年生で人数が足りないからというのはまずありません)。

 

おそらく私の感覚としては、小学生段階での男子と女子の比率は10:1くらい。

1チームに1人か2人くらいいるのが普通で、3人以上いればかなり多い方。

 

コーチから聞いた話では、チームに女子一人の状態だと、よほど気が強いとかサッカーが好きという気持ちがないと、サッカーを辞めてしまう子も多いみたい(どうしても学年が上になると、男子との関係も難しくなるみたい)。

 

中学に上がったら上がったで、男子の場合はクラブチームも結構なチーム数だし大体どこの中学校にもサッカー部はあるけど、女子の場合は、私立中学以外は女子サッカー部のある学校はほとんどないし、クラブチームも男子と比べると圧倒的に少ない。中学校の部活で男子と一緒にやっている子もたまにいますが、これも中々勇気がいる選択肢。

 

よほどサッカーが好きでなければ、辞めてしまう条件ばかり。私の娘の友達でも、小学校はサッカーしていたけど、中学になったら全く別のスポーツしている子って結構多いです。

 

女子の試合の審判をする事が多いですが、審判しながら「みんな色々と苦労しながら続けてるんだろうな」としみじみと思ったりします。

でも、私のジャッジに文句つける選手に対しては、そんなの関係なしに「イラッ」としますけどね。

 

 

シン活 #27-2

概要:7月30日31日 小学生女子チームの帯同審判

 

タイトル:アドバンテージとSPAとラフプレー

 

もう1か月前になってしまいました。

 

1.アドバンテージ

 帯同したチームの主力選手が割と体が強くて(女の子に対して失礼か?)、自陣からカウンターで仕掛けて、相手守備選手が抜かれたらかなりピンチというところで何としても止めようと手で押さえようとしたけど、止まらず進んだプレーがあって、ファウルと認識したけど、「プレーオン」ってコールして、自己満足してました。

そのまま点が入ったら良かったんですけど、残念ながらキーパーに止められてしまいました。

自分がアドバンテージをとって、それが得点になった時って審判冥利に尽きる気がするんですけど、私だけかな?

 

2.SPA

 これもカウンターから左サイドでFWの選手が仕掛けて抜けそうになった際に、守備側の選手が足で引っかけたプレーがありました。

ファウルをとって、心の中で「本当はSPAでイエローやけどね」と思いながらも、ジュニア忖度でカードは出しませんでした。

 

3.ラフプレー

 ゴール前で混戦になって、守備側の選手がボールをクリア。それに対して完全にアフターでタックル。これも、完全なアフターで危ないプレーだったので(幸いファウルを受けた選手は少し痛がってたけど大丈夫でしたが)、心の中で「本当はイエローやけどね」と思いながらもジュニア忖度でノーカード。

ただ、危ないプレーだったので、ファウルした選手を呼んで、「本当は今のプレーはイエロー出すべき危ないプレーだったから、気をつけて」って注意しました。

 

ジュニア忖度でカード出さないというのも時と場合によってはありだと思いますが、あくまで「出さない」であって、「出せない」審判ではだめだと思う今日この頃です。